龍七彩（りゅうのにじ） 名前の由来とコンセプト

2013年7月7日（お店オープンの１年前）、実現みを増してきた開店に備え、お店の名前をどうしようか…とあれやこれやと悩んでおりました。

お客様から親しみを持ってもらえて、縁起も良くて、音の響きも良い名前とは？

いいなぁと思う名前は、すでに他のお店でも使われているし・・・。

ふと、「にじ」という言葉が頭をよぎりました。

香港では、にじは彩虹（ちょいほん）と書き、お店の名前にもよく使われています。

「にじ」は幸せな気分になるHAPPYな言葉だから、お店の名前にいいかも・・・と思いつつ、今一歩の決め手に欠け保留。

部屋の片隅では、娘（当時4歳）が、七夕の短冊に 〔おみせがぶじできますように〕 とつたない字で願いを書きながら
「たくさんお客さんがくるといいね」
と、これからできあがるお店の想像を膨らませていました。

その日の夕方、雨の中、気分転換に近くのスーパーに買物に出かけたのですが、買物を終え外に出ると雨上がりの空に大きな虹がかかっていました。

スーパーから出てきた大勢のお客さまが、虹にうっとり。

「七夕の虹は格別だねぇ~」なんて声があちらこちらから聞こえます。

偶然にも、「にじ」という言葉をお店の名前として意識した日（しかも七夕）に虹を見ることができるなんて！

これは、お店の名前に採用するしかない！と思いました。

ただ「虹」では普通すぎるので、「七彩」と書いて”にじ”と読ませることに。

七彩は「七色」という意味の他に「美しい彩り」という意味もあるので、お料理で美しい彩りや味を表現できれば・・・と考えました。

そして、「七彩」という漢字は「ななさい」など他のお店で使われているので中華らしく縁起の良い「龍」の字を加え、ついに「龍七彩」（りゅうのにじ）という名前が誕生。

ちょっと読みづらいですが、皆様に名前を覚えていただけるよう、がんばっていきたいと思います。

お店は、ナチュラルで和やかな雰囲気を心掛け、笑顔でお客様に過ごしていただけるお店を目指します。

また、お料理は、地元で採れる野菜や魚をはじめ、旬の食材を活用した香港料理を提供します。

お食事後は、中国茶などの飲み物を飲みながら、お連れ様とのおしゃべりをゆっくりとお楽しみください。
（もちろん、お一人様も大歓迎です‼）


▲七夕の夕刻に現れた大きな虹