2020年05月10日
マスクの豆知識を踏まえ試作品製作中



今週、NHKの番組を見ていたら、以前からマスクに対して疑問に思っていたことが特集されていました。
その疑問とは、よく使い捨てマスクに“ ウイルス99%カット ” と書いてあるのに、一方で “ マスクは感染を完全に防ぐものではありません ”と書いてあること。
100%-99%で1%がリスクなのかな?と思っていたら、どうやらそうではないようです。
使い捨てマスクのほとんどは不織布で作られているのですが、そもそも新型コロナウイルスのほうが不織布の密度よりも小さいので透過はしてしまうそうです。
でも静電気など様々な要因が加わるので、ウイルスと同じぐらいの粒子のお線香の煙を使った透過実験では、煙はほとんど通過していませんでした。
『やっぱり、不織布マスクの効果は高い!』と感心して番組を見ていたら、意外なところに落とし穴がありました。
それは、不織布のマスクを使っていても、86%の人が鼻の横や頬の脇の隙間から、マスクのフィルターを通過せずに空気を吸い込んでいるという事実です。
その結果、“ マスクは感染を完全に防ぐものではありません ” という表記につながっているとの説明でした。
ちなみに、正しい使い捨てマスクの着用方法は・・・
1. 手洗いや消毒などで手を清潔にした後、人差し指をマスクの中央に置く
2. 人差し指に沿ってノーズワイヤーWの形(鼻の形)にフィットするように曲げる
3. マスクのひだを広げる
4. マスクを装着したら鼻の周りや口の周りを抑え、隙間をなくす
このようにして正しくマスクを装着しても、吸い込み率は20%くらいしか改善されないようですが、少しでも感染予防につながることは実践したいところです。
最近は、不織布の使い捨てマスクがなかなか買えないので、手作りマスクが増えてきています。
ご存知の通り、ガーゼなどの織生地で作ったマスクは目が粗く、飛まつ拡散防止効果も△なのですが、フィルターの入れられるポケット付きのマスクを作れば、効果も幾段上がるだろうと思いました。
そこで、暇な時間を見つけてスタッフとノーズワイヤーとフィルターの入れられるポケット付きの立体マスクを作り始めました。
実は、わたくし、文化服装学院の卒業生でして...(;^ω^)
専攻が「ファッション情報科」で、学校一、洋服を作らない科だったので、腕前は微妙ですが、当時購入した立派な工業用ミシンが自宅にあるので、これを引っ張り出して手先の器用なスタッフと協力して作業を始めた次第です。
これまでにいくつか試作を作り、できあがったものを自分たちで使ってみたりして検証をしているのですが、改善点がいろいろとみつかり、なかなか満足のいく品ができあがらず

そうこうしているうちに、ありがたいことにお店(イートイン)も少しずつ忙しくなってきて、自分たちでマスクを作って頒布するにも限界があると感じ始め・・・。
とりあえず、手作りマスクの素材(生地と耳ゴム、ノーズワイヤー)はあるので、来週あたりから【手作りマスク布セット】をお手頃な価格で販売していこうと計画しております。
また準備が整いましたらご報告します(^O^)/

▲こちらは龍柄で試作中の様子。

▲裏側からみたジュニアサイズのマスクですが、なかなかカッコイイと思いませんか

▲あと両脇を縫えば完成♪
マスク生地は白無地をはじめ子供から大人対応の柄をご用意しているところです

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