2015年08月27日
遠路はるばる
昨日、男性のお客様から
「明日のお昼に行きたいんですけど、ブログをみたら空席が少ないから予約した方がいいって書いてあったけど、一人でも予約した方がいいですか?」
とのお電話がありました。
当店では、お客様が集中したり、ご予約のお客様の利用状況によって入店制限をさせていただくことがあるので、ご予約をおすすめしました。
お客様が「11時~12時くらいの間に伺います」とアバウトなご来店時間を告げられたので、少し遠くからお越しになるのかな?となんとなく感じていました。
そして、今日。開店して少し経った頃、昨日ご予約下さったお客様からお電話が。
「途中まできているのですが、道に迷ってしまって。今、セブンイレブンの近くですが、お店はどちらの方角ですか?」とのこと。
私は、てっきり中野交差点の近くのセブンだと思って、道案内をしたのですが、話がかみ合わず…。
よくよく伺うと、三倉交差点近くのセブンにいらっしゃることがわかり、道順を説明しなおしました。
お客様が最後に、「ここからあとどれくらいですか?」と尋ねられたので、
「だいたい5分くらいですかね」と答えると
「歩いてですか?」との質問。
「あ、車でです。5分までかからないかもしれないけど、3~4分くらいですかね」と私。
「そうですか」(なんとなく暗い声)
「とりあえず行ってみます」と話され、電話が切れました。
それから、しばらくたってもお客様が来店されないので、スタッフと「道に迷ってしまったのかなぁ?」と心配していたところ、12時すぎにまたお電話が。
「予想以上に時間がかかってしまって、まだしばらく到着できなそうなんですけど、だいじょうぶですか?自転車なもので・・・」
「じっ、自転車ですか。たいへんですね。こちらは大丈夫ですので、お気をつけて」
それから、およそ30分後、やっとそのお客様が到着されました。
ご注文くださったのは、今週で終了する「涼麺(りゃんめん)」。
わざわざ、「涼麺」を食べに自転車をこいで、ご来店くださったのかなぁと感動しながらも、ちょうど料理が立て込んでいる時でお食事中はお話しができず。
食事後、お客様が会計に来られた時に、「どちらからいらっしゃったんですか?」とうかがうと
「東京から大阪に行く途中に、富士山が見たいと思いまして。新富士駅(こだまの停車駅)から自転車でここまできたんですけど、地図を見た時はこんなに上りばかりだとは思わなくて」とのこと。
しっ新富士駅から自転車!!
私はてっきり趣味でロードサイクリングを楽しまれてきたのかと思って
「新幹線で自分の自転車を折りたたんで持ち運ぶんですか?」と聞くと
「新富士駅で無料で貸してくれる自転車できました」とおっしゃるでは、ないですか!
(ありえない!そんな無謀な挑戦、富士市民ならしませんヨ。)
↑ 心のつぶやき
新富士駅から龍七彩までおよそ8㎞。
しかも、ここは海抜200mを超える富士山1合目ですぞ!
正確にはわからないけど、海抜15mの新富士駅からだと3分の2くらいの距離がひたすら上り坂。
きっと、お客様も道中、何度も後悔されたはず。
「ここまでして行く価値があるのか?」と。
途中のラーメン屋さんで食事だってできたでしょう。
当初の目的だった富士山の姿が見えていれば、まだ励みになったでしょうに、あいにく今日は雲の中で全く見えず。
お客様は「おいしかったです」と最後に一言おっしゃって、お店を跡にされました。
お昼の営業が一段落してから、ここまでして来店して下さったあのお客様を、もっとねぎらって差し上げればよかったと後悔。
しかも、お冷を出し忘れるという大失態(そのせいか、アイスウーロン茶を2杯オーダーくださいました)。スミマセン(>_<)
今日生まれた涼麺伝説。
涼麺の季節になるたびに、きっと今日のお客様のことを思い出すに違いありません。
ご来店、本当にありがとうございました。
お身体をお大事になさってください。
←夏季限定の「涼麺」は、8月30日(土)までです!
↓ 龍七彩の海抜もほぼ同じ

雲がなければ新富士駅からずっと壮大な富士山がみれて励みになったはず(T-T)
「明日のお昼に行きたいんですけど、ブログをみたら空席が少ないから予約した方がいいって書いてあったけど、一人でも予約した方がいいですか?」
とのお電話がありました。
当店では、お客様が集中したり、ご予約のお客様の利用状況によって入店制限をさせていただくことがあるので、ご予約をおすすめしました。
お客様が「11時~12時くらいの間に伺います」とアバウトなご来店時間を告げられたので、少し遠くからお越しになるのかな?となんとなく感じていました。
そして、今日。開店して少し経った頃、昨日ご予約下さったお客様からお電話が。
「途中まできているのですが、道に迷ってしまって。今、セブンイレブンの近くですが、お店はどちらの方角ですか?」とのこと。
私は、てっきり中野交差点の近くのセブンだと思って、道案内をしたのですが、話がかみ合わず…。
よくよく伺うと、三倉交差点近くのセブンにいらっしゃることがわかり、道順を説明しなおしました。
お客様が最後に、「ここからあとどれくらいですか?」と尋ねられたので、
「だいたい5分くらいですかね」と答えると
「歩いてですか?」との質問。
「あ、車でです。5分までかからないかもしれないけど、3~4分くらいですかね」と私。
「そうですか」(なんとなく暗い声)
「とりあえず行ってみます」と話され、電話が切れました。
それから、しばらくたってもお客様が来店されないので、スタッフと「道に迷ってしまったのかなぁ?」と心配していたところ、12時すぎにまたお電話が。
「予想以上に時間がかかってしまって、まだしばらく到着できなそうなんですけど、だいじょうぶですか?自転車なもので・・・」
「じっ、自転車ですか。たいへんですね。こちらは大丈夫ですので、お気をつけて」
それから、およそ30分後、やっとそのお客様が到着されました。
ご注文くださったのは、今週で終了する「涼麺(りゃんめん)」。
わざわざ、「涼麺」を食べに自転車をこいで、ご来店くださったのかなぁと感動しながらも、ちょうど料理が立て込んでいる時でお食事中はお話しができず。
食事後、お客様が会計に来られた時に、「どちらからいらっしゃったんですか?」とうかがうと
「東京から大阪に行く途中に、富士山が見たいと思いまして。新富士駅(こだまの停車駅)から自転車でここまできたんですけど、地図を見た時はこんなに上りばかりだとは思わなくて」とのこと。
しっ新富士駅から自転車!!
私はてっきり趣味でロードサイクリングを楽しまれてきたのかと思って
「新幹線で自分の自転車を折りたたんで持ち運ぶんですか?」と聞くと
「新富士駅で無料で貸してくれる自転車できました」とおっしゃるでは、ないですか!
(ありえない!そんな無謀な挑戦、富士市民ならしませんヨ。)
↑ 心のつぶやき
新富士駅から龍七彩までおよそ8㎞。
しかも、ここは海抜200mを超える富士山1合目ですぞ!
正確にはわからないけど、海抜15mの新富士駅からだと3分の2くらいの距離がひたすら上り坂。
きっと、お客様も道中、何度も後悔されたはず。
「ここまでして行く価値があるのか?」と。
途中のラーメン屋さんで食事だってできたでしょう。
当初の目的だった富士山の姿が見えていれば、まだ励みになったでしょうに、あいにく今日は雲の中で全く見えず。
お客様は「おいしかったです」と最後に一言おっしゃって、お店を跡にされました。
お昼の営業が一段落してから、ここまでして来店して下さったあのお客様を、もっとねぎらって差し上げればよかったと後悔。
しかも、お冷を出し忘れるという大失態(そのせいか、アイスウーロン茶を2杯オーダーくださいました)。スミマセン(>_<)
今日生まれた涼麺伝説。
涼麺の季節になるたびに、きっと今日のお客様のことを思い出すに違いありません。
ご来店、本当にありがとうございました。
お身体をお大事になさってください。
↓ 龍七彩の海抜もほぼ同じ
雲がなければ新富士駅からずっと壮大な富士山がみれて励みになったはず(T-T)