2015年02月21日
お茶の保存に活躍するのは脱酸素剤
昨日の記事の続きですが、
「エイジレス」と「シリカゲル」、お茶の保存に最適なのはどちら?
・・・の正解は「エイジレス」でした。
私もこの二つの違いをしっかり認識していませんでしたが、
調べてみると、まったく違う機能をもつものだとわかりました。
まず、おせんべいなどの袋に入っていたりして
昔からなじみのある「シリカゲル」。
シリカゲルの粒が空気中の水分を吸着することで
包材内の空気を乾燥させる機能があります。
一方のエイジレス。
いつの頃からかお土産で買ってきたおまんじゅうや
バームクーヘンなどのお菓子の袋の中に入ってくるようになり
最近では身近な存在になっています。
「エイジレス」は製品名で、正確には脱酸素剤といいます。
こちらは、中に鉄の粉が入っていて、包材内の酸素を吸着し、
酸素を減らす(無酸素にする)ことを目的に使われています。
お茶(茶葉)の場合、風味を損ねる要因は「酸化」です。
また、風味の低下だけでなく、酸素があると
お茶が再び発酵し始め味が変わってしまいます。
茶葉の場合、乾燥状態もある程度必要ですが
パリっとした食感を求める訳ではないので、
乾燥剤より脱酸素剤が最適なのです。
脱酸素剤には、先ほども製品名をあげた
「エイジレス」や「エバーフレッシュ」などがありますが
実は、この脱酸素剤にも色々な種類があり、
すぐに酸素を吸収し始めるものとゆるやかに酸素を
吸収しはじめるものがあります。
すぐに酸素を吸収し始めるほうが良い商品にみえますが
このタイプは、酸素を吸収するときに発熱するので
緑茶の保存で使用するとその熱で茶葉の色が
緑色から茶色に変色してしまうことがあります。
詳しくは、各メーカーのホームページに
保存する品に合った脱酸素剤の種類や
酸素を吸収するための必要量の計算方法などが
紹介されていますので、そちらをご覧ください。
風味を落とさずにしっかりと保存するには
この脱酸素剤だけでなく、保管する袋の素材や
袋を密封する際の正しい圧着も大事です。
お茶を上手に保存するには手間や費用もかかってしまうので
一般家庭では、飲みきれる茶葉の量の購入を心がけ
できるだけ早く飲みきるのが一番。
ちなみに無発酵のお茶や発酵の少ないお茶、
また、焙煎度の低い、あるいは焙煎をしていないお茶のほうが
風味の低下が早い傾向にあります。
緑茶など緑色をした茶葉のお茶は特に
できるだけ早く飲み切りましょう!
「エイジレス」と「シリカゲル」、お茶の保存に最適なのはどちら?
・・・の正解は「エイジレス」でした。
私もこの二つの違いをしっかり認識していませんでしたが、
調べてみると、まったく違う機能をもつものだとわかりました。
まず、おせんべいなどの袋に入っていたりして
昔からなじみのある「シリカゲル」。
シリカゲルの粒が空気中の水分を吸着することで
包材内の空気を乾燥させる機能があります。
一方のエイジレス。
いつの頃からかお土産で買ってきたおまんじゅうや
バームクーヘンなどのお菓子の袋の中に入ってくるようになり
最近では身近な存在になっています。
「エイジレス」は製品名で、正確には脱酸素剤といいます。
こちらは、中に鉄の粉が入っていて、包材内の酸素を吸着し、
酸素を減らす(無酸素にする)ことを目的に使われています。
お茶(茶葉)の場合、風味を損ねる要因は「酸化」です。
また、風味の低下だけでなく、酸素があると
お茶が再び発酵し始め味が変わってしまいます。
茶葉の場合、乾燥状態もある程度必要ですが
パリっとした食感を求める訳ではないので、
乾燥剤より脱酸素剤が最適なのです。
脱酸素剤には、先ほども製品名をあげた
「エイジレス」や「エバーフレッシュ」などがありますが
実は、この脱酸素剤にも色々な種類があり、
すぐに酸素を吸収し始めるものとゆるやかに酸素を
吸収しはじめるものがあります。
すぐに酸素を吸収し始めるほうが良い商品にみえますが
このタイプは、酸素を吸収するときに発熱するので
緑茶の保存で使用するとその熱で茶葉の色が
緑色から茶色に変色してしまうことがあります。
詳しくは、各メーカーのホームページに
保存する品に合った脱酸素剤の種類や
酸素を吸収するための必要量の計算方法などが
紹介されていますので、そちらをご覧ください。
風味を落とさずにしっかりと保存するには
この脱酸素剤だけでなく、保管する袋の素材や
袋を密封する際の正しい圧着も大事です。
お茶を上手に保存するには手間や費用もかかってしまうので
一般家庭では、飲みきれる茶葉の量の購入を心がけ
できるだけ早く飲みきるのが一番。
ちなみに無発酵のお茶や発酵の少ないお茶、
また、焙煎度の低い、あるいは焙煎をしていないお茶のほうが
風味の低下が早い傾向にあります。
緑茶など緑色をした茶葉のお茶は特に
できるだけ早く飲み切りましょう!
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